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フルブライト奨学金について

フルブライト奨学金は、奨学生が各自の専門分野の研究を行うと共に、何らかの形で日米の相互理解に貢献できるリーダーを育成することを目的とします。

奨学金FAQ

応募資格について

Q1. 年齢制限はありますか?
 厳密な年齢制限はありません。大学院留学は35才以下、大学院博士論文研究プログラムは40才以下が望ましいとされていますが、これはあくまでも目安です。
Q2. 自然・応用科学分野はフルブライト奨学金の対象分野ですか?
 自然・応用科学分野の場合は、社会科学、人文科学と直接関連した学際的テーマで、特に公共政策、社会、倫理など「現代社会の諸問題」および「グローバル社会の課題」に直接関連した研究計画であれば申し込みできます。

注) 1969年に米国政府のフルブライト奨学金予算が大幅に縮小されたため、日本から米国へのフルブライト奨学金対象分野から、自然・応用科学と芸術分野は外されました。 ノーベル賞受賞者である下記フルブライト同窓生の方々は、いずれも 1969年以前に渡米されています。

  • 小柴 昌俊 教授、ノーベル物理学賞受賞【2002】フルブライト大学院留学プログラム(1953)
  • 根岸 英一 教授、ノーベル化学賞受賞【2010】フルブライト大学院留学プログラム(1960)
  • 下村 脩 教授、ノーベル化学賞受賞【2008】フルブライト研究員プログラム(1960)
  • 利根川 進 教授、ノーベル生理学・医学賞受賞【1987】フルブライト大学院留学プログラム(1963)
Q3. 大学卒業見込でも「大学院留学プログラム」に申し込み出来ますか?
 留学目標年度 (例 2013年9月) の約1年半前 (2012年4月) に奨学金の申し込みが始まります。申し込みする年 (2012年) の4月1日以前に学士号 (四年制大学を卒業) を取得していなければ、申し込み出来ません。2012年4月から新4年生になる方は申し込み出来ません。
Q4. 現在海外在住ですが、申し込み出来ますか?
申し込み時から渡米時まで日本在住であることが必要ですので海外在住の方は応募できません。

<渡米中の場合>
留学 (語学留学も含む) ・研究・講義で90日以上滞米した場合は、2012年7月31日時点で帰国後2年を経過していないと対象外になります。また米国の大学より学位を取得した場合は帰国後4年を経過していないと申し込みは出来ません。
資格要件をご確認ください。
Q5. 新しくできた大学院留学(専門職学位)プログラムと、大学院留学(学術系学位)プログラムのちがいがよくわかりません。自分がどちらか選ぶ時にわからない場合はどうしたら良いですか?
 アメリカでいわゆる terminal degree, professional degree と呼ばれる下記の修士号(Master’s degree)を取ることを最終目標としている場合、大学院留学(専門職学位)プログラムを選んでください。

専門職学位:経営学修士(MBA)、行政学修士(MPA)、公共政策学修士(MPP)、法学修士(LLM)、公衆衛生学修士(MPH)など

博士課程進学希望の場合は大学院留学(学術系学位)プログラムを選んでください。
Q6. 日本の企業で働いていますが、勤務先から経費を負担してもらうことができません。この場合でも大学院留学(専門職学位)プログラムには応募可能でしょうか?
 応募は可能です。ただし、たとえば2年間のMBAプログラムで勉強する場合、1年目はフルブライト奨学金が支給されますが、2年目の授業料および滞在費等はすべて自己負担となります。(ビザのスポンサーは継続してフルブライトが行います。)
Q7. 有職者ですが、勤務先からの推薦は受けられません。個人で大学院留学(専門職学位)プログラムに申し込むことはできますか?
勤務先を通して申し込みができない場合、個人で申し込みできます。「大学院留学(学術系学位)」の手続きに準じて申し込んでください。2012年5月31日までにオンライン登録することが必要です。
Q8. 大学院留学(学術系学位)プログラムで留学し、アメリカの大学で博士号を取る事を考えると、少なくとも5〜6年は必要です。「2年間自国滞在の義務」はどの時点で課せられるのでしょうか?勉強の途中でも2年を過ぎるとそこで一度日本へ帰国しないといけませんか?
  「2年間自国滞在の義務」は留学目的が終了後、直ちに日本に帰国することを義務づけています。博士号取得に5年以上かかる場合は博士号取得後にこの義務が発生します。

注) フルブライトのビザスポンサーシップは博士課程に進学する場合5年の終わりまで延長することが認められます。ただし、資金は3年目以降はフルブライトから支給されませんので、大学のTA(Teaching Assistantship)、ほかのフェローシップ、あるいは自費等での負担が必要です。
Q9. フルブライトで留学した後、そのままアメリカで就職したいのですが可能ですか?
 就職は不可能です。フルブライト奨学生はすべて「2年間自国滞在の義務」の制限がつくJ−1ビザで渡米します。これはフルブライトでの留学目的が終了後、直ちに日本に帰国することを義務づけています。さらに、帰国後通算2年間日本に滞在した後でないと、米国へ移民、永住 (いわゆるグリーンカード) 、短期役務 (Hビザ) 、会社転勤 (Lビザ) は申請出来ません。

よって、留学後そのまま、または2年以内に米国へ永住、移民、就職、転勤を考えている方はフルブライト奨学金による留学を見直す必要があります。(ビザが不要な短期の出張、旅行は可能です。)

この「2年間自国滞在の義務」は、日本に在住しなければ果たせません。自国(日本)以外の国へ在住しても自国滞在義務は果たせません。
Q10. 過去にフルブライト奨学金で留学をしたことがあります。再びフルブライトに応募することは可能ですか?
 過去のフルブライト奨学生も資格要件を満たしていれば再び申し込むことはできますが、前回のフルブライト奨学金(給付内容が全額支給、旅費支給の如何にかかわらず)を完了してから5年以上を経過していることとし、さらに他の優秀な応募者の最初の訪米機会を妨げない場合に限ります。ただし大学院留学、大学院博士論文研究、ジャーナリストプログラムに再び申し込みすることは出来ません。

FLTAプログラム参加者の場合は、帰国後2年経過していれば他のフルブライト奨学金プログラムに応募することが可能です。

FLTA プログラム

申し込みについて

Q11. フルブライト奨学金の申し込み時期はいつですか?
 留学を希望する年の前年の4月から5月末日までに申し込んで下さい。例えば2013年秋の留学を目指しているのであれば、2012年4月から5月31日までに申し込んで下さい。選考日程を参照下さい。 アクセスが込み合っていたから、パソコン環境がうまく合わなかった等の理由で申し込みを延期することはできません。締切日を待たずに早めに申し込んでください。
Q12. TOEFL/IELTSを今年の5月中旬に受験するので5月31日までにスコアレポートを提出できないのですがどうしたら良いのでしょうか?
 大学院留学および大学院博士論文研究プログラムへの申し込みにはTOEFLもしくはIELTSスコアレポートの提出も必要です。結果が出次第、当委員会へ郵送してください。TOEFLスコアレポートが未着ですと予備審査できません。

詳しくはこちら→TOEFL/IELTS
Q13. TOEFLあるいはIELTSの点数が高いほど、合格する確率は高くなるのでしょうか?
 スコアが80点 (iBT)、または6.0以上あれば、奨学金への申し込みは可能です。スコアが高い程選考において直接的に有利になるということはありませんが、実際には、アメリカの大学院入学許可に必要なTOEFLスコアは通常もっと高いものです。TOEFL(iBT)100あるいはIELTS7.0で足切りされる大学院もあります。
Q14. 5月31日までに成績証明書と推薦状も必要でしょうか?
 必要ありません。5月31日の申し込み締切日までに提出するのは登録票、予備研究計画書、TOEFL/IELTSスコアレポート(「大学院留学」「大学院博士論文研究」プログラムの場合)だけです。予備審査で資格があるとみなされた方にのみ、所定の願書用紙 [成績証明書用紙、推薦状用紙を含む] をお送りします。

書類提出について

Q15. 推薦状を依頼したい人が英文で推薦状を書くことができません。日本語の推薦状でも良いでしょうか?
 推薦者が英文で推薦状に記入することが不可能な場合は日本語でも受け付けますが、その際は、応募者本人ではなく第三者による英訳を必ず添付して下さい。推薦状原本には推薦人の署名、また、英文訳の最後に英訳者の署名も必要です。
Q16. 英語圏以外の大学での勉強経験があります。その成績証明書も必要ですか?
必要です。原本(厳封)を一通取り寄せ、締切り日までに、送付してください。英語圏以外の大学の場合、可能であれば、英語での翻訳をつけて下さい(本人による翻訳可)。国によっては郵便事情が悪く、証明書の取り寄せに時間がかかりますので早めに手配してください。発行日6ヶ月以内の証明書を有効とします。
Q17. アメリカの留学先大学は指定されるのですか?
 アメリカで地域認定団体の認定を受けた(accredited) 大学であれば、特に指定はありません。自分の目的にあった大学をよく調べ選択して下さい。
Q18. 申込み時に留学先から入学許可をもらっていなければならないのでしょうか?
 その必要はありませんが、7月31日締切の願書には志望校複数とその選択理由を記入していただきますので、ある程度留学先を調べておくことが必要になるでしょう。


フルブライト以外の奨学金については、奨学金制度一覧 』をご覧下さい。
留学準備については、アメリカの大学・大学院留学について 』をご覧下さい。